弾性ゴムチップ舗装材

ソフティーコート

ソフティコートは気持ちよい歩行感触と 色鮮やかな仕上がりのゴムチップとウレタンによる舗装材です。

特徴

・弾力性に富み歩行感がよい
・断熱性に優れている
・吸音性があるため床音を吸収する
・透水性があり降雨後に水溜りが出来ない
・伸縮性に富みひび割れが起きにくい
・バクテリアが繁殖するセラミックタイルへの使用も可能です。
・カラフルな配色で床をメイクアップする

用途

怪我防止
・幼稚園、養老施設、学校
快歩行
・体育施設床、病院の通路、公園、ゴルフ場の歩道。
夜間騒音防止
・スーパーのバックヤード
水溜り防止
・歩道橋の弾性防水舗装
スリップ防止
・階段ステップ

硬化性

硬化時間 25℃ 歩行可能時間 16時間
5℃ 40時間
施工例
歩道

施工例
歩道橋



施工例
遊具の下

施工例
公園

すべり抵抗性試験

検体① ドライ 122 ウェット 62
検体② ドライ 103 ウェット 52

施工手順

攪拌した材料配り

①攪拌した材料配り

熱コテにて圧着

②熱コテにて圧着

熱コテにて渕を整える

③熱コテにて渕を整える

施工完了

④施工完了

施工

1)下地処理
①コンクリート・モルタル下地の場合
研磨機等で健全な下地を出し、モルタルの浮きは削孔しエポキシ注入剤を注入。
プライマー塗布する。
②鋼板下地の場合
サビ・油・汚れを除去した後、直ちに専用プライマーを塗布する。
2)調合
モルタルミキサーにゴムチップを投入しソフティーコート主剤を徐々に加え均一に混ざる迄良く攪拌する。(低温時には助剤を所定の割合で混入する。)
3)施工
①調合したソフティーコートを定木等にて、厚みを確保し、トンボ等で均一にならす。
②熱ゴテや熱ローラー等で転圧し平滑に仕上げる。
4)養生
施工後、24時間以上の養生時間をとる。

使用材料・使用量

カラーゴムチップ 各 色 20㎏/袋×2袋 10mm厚み 5㎡
ソフティーコート 主 剤 9㎏/缶
硬化促進剤 16㎏/缶 ※促進剤は冬場、低温時、硬化促進として必ず使用する。

プライマー

下 地 適用プライマー 塗布量(㎏/㎡) 指触乾燥
モルタル プライマー503 0.2 2h
コンクリート
アスファルト AFプライマー 0.2
鋼板 ウォッシュプライマー 0.15
施工厚
(m/m)
カラーゴムチップ(㎏) 主 剤
(㎏)
促進剤
(M) 15℃(kg) (W) 5℃(kg)
10 8.0 1.8 0.05~0.1 0.2~0.25
15 12.0 2.7 0.07~0.15 0.3~0.4

カラーバリエーション

1

2

3

4

5

6

7

※他にもカラーはございます。

落下衝撃試験

1)要旨
①脳震盪を引き起こす可能性のある衝撃レベル、HIC1000を指標とし、試験体がHIC1000を越えないレベルを測定した。
2)試験
試験は印テスコ社製Triax2000落下衝撃試験機を使用して測定した。
2)試験結果
 
試験体 コンクリート アスファルト タイル インターロッキング レンガ ソフティコート 成型ゴムチップブロック(15mm) 成型ゴムチップブロック(50mm)
下地 コンクリート コンクリート コンクリート 砂下地 砂下地 コンクリート コンクリート 砂下地
落下距離(m) 0.1 0.2 0.2 0.5 0.6 0.6 0.6 1.4
PEAK 284 309 342 322 287 248 201 153
HIC 522 718 819 959 969 993 794 910

落下衝撃試験

※ASTM企画 F1292-99に基づく、遊戯関連装置の側面、側面の衝撃減衰試験を行う事が出来る。

吸音率試験

1)要旨
ソフティコートの吸音性を確認する為、ソフティコート・コンクリート・鉄板の3種類の吸音率を比較試験した。
2)試験方法
JIS A 1405-2に準拠し、ソフティコート・コンクリート・鉄板をA用・B管用各 Φ100・Φ29 厚さ 16mm・51mm・5mmで成型しリオン株式会社製 球音率計測システム9302型を使用して測定した。
2)試験結果

吸音率試験

※一般的に人間の可聴領域は 200Hz~10000Hzと言われており、数字が大きい程高周波(高温)


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